【リトリート体験記②】「本当に私、行くんだ…」不慣れな準備と、出発の日に交錯した複雑な想い

初めての自力予約。英語サイトと格闘した夜

今回のリトリートの開催地はバリ島ウブド。現地集合のため、ツアーではなく、航空券も自分で手配する必要がありました。
実は私、英語が得意ではありません。
画面に出てくる英語と格闘しながら、入力ミスをしては何度もやり直すを繰返し……。「やっぱり私には無理かも」「もう諦めようかな」と挫けそうになる瞬間が何度も訪れました。
それでもなんとか無事に予約を完了できた時は、大きな安堵感とともに、「自分の力でできた!」という小さな達成感が込み上げてきました。

旅行までの日を楽しむ余裕もないまま迎えた、出発の朝

予約が無事に終わってからも、私の日常は相変わらず怒涛の忙しさでした。
リトリートに想いを馳せたり、ゆっくり準備を整えたりする時間はなかなか捻出できません。

気づけば荷造りも出発直前に。
「持っていくものはこれで足りている?」「服装はどんなものがいいの?」とわからないことだらけで、楽しみな気持ちよりも、焦りと不安ばかりが膨らんでいきました。

結局、出発当日の朝まで荷造りを何度もやり直し、慌ただしく家族に駅まで送ってもらうことになりました。

家族に見送られて。新幹線の中で見せた「身体の正直な反応」

駅までの道中、家族と一緒に過ごした温かな時間。
感謝と寂しさが混ざり合った空間の中で、少しずつ「私は本当にひとりで行くんだ」という実感が湧いてきました。

新幹線に乗った直後は「せっかくのひとり時間だから、本でも読んで有意義に過ごそう!」と意気込んでいたのです。
けれど、席に座った途端に猛烈な眠気が襲ってきて……気づけば爆睡していました(笑)。
知らず知らずのうちに、日常の疲労が限界まで溜まっていたのだと、自分の身体の正直さに驚きました。

「申し訳なさ」と「解放感」。搭乗前の電話で伝えた言葉

早めに空港へ到着したおかげで、小さなトラブルも無事にクリアでき、搭乗手続きも完了。
フライトを待つロビーで座っていると、頭の中には次々と家族の顔が浮かびます。

「今日の夕ご飯、誰が何を作っているのかな」
「洗濯や掃除、ちゃんとお互いに分担できているかな……」

家族を心配する気持ちと、「自分が家にいない」ということへの申し訳なさ。
そしてその裏側でフッと湧き上がる、「あぁ、今は何も家事をしなくていいんだ」という一筋の解放感。

その2つの感情が入り混じる複雑な胸の重みを感じながら、私は搭乗ゲートの前で家族に電話をかけました。

「行ってきます。1週間、よろしくね!」
電話越しに家族の声を聞き、私はしっかりと足を踏み出して、飛行機へと乗り込みました。

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