【リトリート体験記⑧】世界がくっきり輝き出した朝。呼吸の解放と、笑顔で飛び立った帰国への道

最終日の朝、ブレスワークで訪れた「身体の解放」
リトリート最終日の朝。リトリート最後のプログラムとして、朝のブレスワークを行いました。
深い呼吸を重ねていく中で、1ラウンド目には手指にピリピリとしたしびれを感じました。
そして2ラウンド目、3ラウンド目と進むにつれて、そのしびれにも不思議と体が慣れていきます。
途中、2ラウンド目の最中にふと頭をよぎったのは、行きの経由地だった「ジャカルタ空港」の景色でした。
「あぁ、私の頭はもう日常(日本)に戻ることを意識し始めているんだな……」
そんなふうに冷静に思考している自分に気づき、意識を再び「今の呼吸」へと戻していきます。
4ラウンドまで終わり、解放の時間。
身体を巡っていた力がふっと抜け、右手が途中で一気に、まるで重力から解放されたようにガクッと脱力したのです。
予想もしていなかった自分の身体の反応に、思わず心の中で驚いてしまいました。

呼吸のあとに見えた、鮮やかな世界
やがてブレスワークが終わり、そっと目を開けたとき。
目の前に広がる景色に、私はハッと息を呑みました。
いつもより、もやが晴れたように目に見えるものがくっきり、はっきり鮮やかに見えているのです。
頭の中の雑音がすっかり消え去り、胸の奥まで心地よい風が吹き抜けていくような、見事な「風通しの良い心身」がそこにはありました。

仲間との語らい、そしてキールタンとエクスタシーダンスの渦へ
ブレスワークの後、今回のリトリートを主宰してくれたかよ先生と、お部屋を共にして温かく支えてくれたルームメイトのみわこさんと一緒に、思い出話やこれからのことを語り合いながら昼食を囲みました。
心からの安心感に包まれたあたたかな時間のあとは、現地のヨガイベントへ参加することに。
魂を揺さぶるような「キールタン(聖なる歌の合唱)」の響きに身を委ね、音楽に合わせて身体を思い切り動かす「エクスタシーダンス」では、言葉のいらない喜びを全身で表現しました。
ただただ踊り、すべての感情をエネルギーに変えた最高のフィナーレ。
あふれる充足感を胸に、私たちはタクシーに乗り込み、いよいよ帰国の途へと向かう空港へ向かいました。